~オーダーメイドで履き心地のいい革靴をつくろう~
革靴のオーダーメイドができるおすすめショップ
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ここでは、自分の足よりも小さい・大きいサイズの革靴を履くことが原因で引き起こされる症状や、自分にぴったりの靴を探す方法についてまとめています。
革靴の選び方は大きく「デザイン」「サイズ」「値段」の三つがあげられると思いますが、営業職など何足も靴が必要という方の場合、多少のサイズの誤差に目をつぶって、デザインや値段を優先しがちです。
しかしながら、サイズが微妙に合わないと履き心地が悪いだけでなく、履き続けることで下記のような症状が出てくる可能性があります。
靴を購入するとき、どちらか片方の足だけ窮屈で1サイズだけ大きい靴を選んでいる、ということはありませんか?できれば左右で違うサイズの靴をオーダーして、どちらの足にもピッタリとフィットさせたいですよね。サイズ違いのオーダーは可能なのでしょうか。
結論から先に言えば、オーダーメイドなら左右のサイズ違いにも対応した靴を作ってもらえます。逆にオーダーメイド以外では、左右のサイズ違いの靴を手に入れることは難しい状況です。左右のサイズ違いの靴は、なかなか市販されていません。
市販の靴で、左右のサイズ違いを売るのが難しい理由は、サイズ違いのパターン、どちらの足が大きいかなどの組み合わせがいろいろあり過ぎるためです。左右の足でサイズが違うと言っても、サイスの差がどの程度開いているかは、実際に測ってみないと分かりません。そのため、既製品の靴では、左右サイズ違いの提供にはコストがかかってしまいます。
オーダーメイドであれば、きちんと採寸することで左右サイズ違いの靴を手に入れることが可能です。足のサイズに合ったピッタリの靴を作るために、オーダーメイドの靴屋では両脚のサイズについてしっかりと採寸を行います。左右のサイズ違いで悩んでいる人こそ、オーダーメイドを活用して足に優しい靴を作ってみてはいかがでしょうか。
左右の足のサイズが違う人は、実は意外と多い傾向にあります。実際に靴のフィッティングをしていると、結果的に別々のサイズを選ぶ人は一説によれば半数近くもいるそうです。自覚のないまま、どちらの足にも合うサイズということで、結果的に片方の足にとってはちょうど良く、もう片方の足にとっては少々大きいサイズの靴を選んでいる人も少なくありません。
このようになる原因についてはよく分かっていませんが、生まれついての場合や生活習慣などの後天的な原因が絡んでいるものと考えられます。足のサイズを同じにそろえる方法はありませんので、靴の方を足に合わせる方が合理的です。
革靴のサイズが左右で合わない場合、踵から爪先までの長さ、幅の広さ、甲の高さなど、いろいろな要因が考えられます。左右の足のサイズの違いは3パターンに分けられますので知っておきましょう。
これらのサイズ違いについてもう少し詳しく説明します。
《足の長さが違う》
23.5cmだと思っていたのに実は22.5cmだった、というパターンで、一番自覚しやすいサイズ違いです。
《足の幅が違う》
足の幅については、サイズの横に書かれているEが違う場合があります。左はEEなのに右はEEE、といった場合がこのケースに当てはまります。
《足の甲の高さが違う》
靴をフィッティングするとき、足の甲の部分に引っ掛かりを覚えることはありませんか?足の周囲サイズを測ってみると、足の甲の高さが違うことに気づく場合もあります。
左右の足のサイズが違うとは言っても、あまり大きな差がない場合は、サイズが大きめの方だけインソールを入れるという調整で済む場合もあります。ただし、この方法はすべてをカバーできるわけではありません。1サイズ以上の差がある場合は、やはりオーダーメイドで靴を作ることをおすすめします。
自分の足にぴったりの革靴を選ぶには、いくつかのチェックポイントがあります。
踵を合わせた状態で歩いてみて、少し浮くようであれば緩すぎますし、窮屈に感じれば小さいということになります。
捨て寸とは、つめ先から靴の先までの余裕代のことで、通常1.0cm〜1.5cm程度が目安です。
親指の付け根〜小指の付け根部分の、靴の幅が一番広い部分です。特に日本人はこの部分が広めだといわれており、小指がしっかり面で接しているかが重要です。
足の甲周りがきつかったり浮きがあると、歩きにくさの原因になります。
革靴の履き口(トップライン)がくるぶしに当たってしまうと、当然ながら痛くて履き続けられません。
土踏まずの部分のアーチが自分の足にフィットしているか確認しましょう。