革靴のオーダーメイドができるおすすめショップ

スピカ

【Webで完結】
履きごこち重視
店舗:麻布十番

ミームスタイル

【斬新な靴】
オリジナリティ重視
店舗:オンラインのみ

現在、公式サイトにアクセスできません(2019年9月)

銀座ワシントン

【老舗】
納期スピード重視
店舗:銀座他

オーダーメイドの革靴の値段ってどのくらい?

~オーダーメイドで履き心地のいい革靴をつくろう~

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オーダーメイドシューズの価格相場

オーダーメイドシューズ

ここでは、オーダーメイドで靴を作るうえで知っておきたい、値段・価格相場についてまとめています。

オーダーメイドシューズのトータルコスト

フルオーダー

3Dプリンターを導入しているお店であれば50,000〜70,000円台でのフルオーダーも可能となっています。フルオーダーの靴が高額な理由として、既製品と比較してより良質な皮革を用いるなど、原材料費が高額である点があげられます。メーカーが既製品を量産する際に行う、大量仕入れによるコスト削減効果は期待できません。

さらに熟練の職人による手作業は、オートメーション化された靴精算とは対極であり、相応の人件費が発生します。お得感よりも質と満足感を追求する結果、上記の価格相場となっています。ただし2足目以降、最初の靴型データをそのまま転用するのであれば、靴型の製作費の負担をカットできます。

セミオーダー

セミオーダーの靴型は、ゼロから採寸して制作するフルオーダーとは違い、基本店舗が保有しているものを使用し、それらをカスタマイズするため、コスト面の軽減が可能です。また靴に用いる皮革などの原材料に関しても、店側が選択肢として常備している中からの選択となるため、仕入れ時のコストカットがある程度可能です。

ただし1点モノを制作する際に必要な人件費等に関しても、すべてが100%熟練職人の手作業とは限らず、結果として上記の価格相場が形成されています。

パーツごとの内訳例

素材

靴の素材となる皮革は、一部を除いて食用の副産物として供給される動物の皮が用いられています。ただしこれらの皮には腐食や変色を防ぐ加工を施す必要があり、この加工工程を「鞣(なめ)し」と称し、この鞣しが施されて「皮」から「革」になったものがスムースレザーです。

革は足馴染み・吸湿性・排湿性いずれにも優れており、靴のアッパー材に最適とされています。また鞣し方次第で仕上がりも大きく異なり、それが革の優劣すなわち価格にも反映されています。またスエードはスムースレザーにはない「あたたかみ」が感じられる、表面のザラザラ感が特徴の素材です。

チップ

靴の爪先革の端に取り付けられる革片がチップです。別名トウ・キャップとも称され、オーダーメイドに際しては、複数の種類からの選択が可能です。

ソール

靴を含めた履物の底の部分の総称がソールです。ちなみに靴の場合には中底の「インソール」と外底の「アウトソール」の両方を指し、オーダーに際して複数の選択肢が用意されています。

その他オプション

フルオーダー・セミオーダーのメリット・デメリット

フルオーダー・セミオーダーのメリット・デメリット

フルオーダー・セミオーダーそれぞれのメリット・デメリットをまとめています。

価格

フルオーダーのメリット

フルオーダーの場合、靴型の制作から始まるため、既製品やセミオーダーと比較して割高ですが、自分の足にジャストフィットする靴が手に入ります。より足にフィットさせるべく、3Dスキャンで片足ずつ撮影して立体的な形を確認する店も増えています。

外反母趾などで既製品では我慢しなければならなかった痛みも、費用アップで和らぐことが期待できます。2足目以降のオーダーに際しては、最初に作成した足型が使えるため、価格面を抑えることができます。

セミオーダーのメリット

基本靴型は店側が保有するものをベースに、自身の足にカスタマイズする形での採寸するため、既製品と比較してフィット感に優れた完成品が期待できます。

あらかじめ用意された色やデザインをチョイスして組み合わせるオーダーのため、フルオーダーと比較して安価で、自分だけのオリジナルの靴が注文できます。フルオーダーと比較して約1/3~1/5が相場と言われています。

フルオーダーのデメリット

セミオーダーや既製品と比較して高額となり、金銭的に余裕がなければ手が出しづらいのが現状です。

セミオーダーのデメリット

既製品に対して割高にもかかわらず、履き心地に関しては、必ずしも自身の足にジャストフィットするとは限りません。靴という屋外を歩くためのツールとしてのコスパは、必ずしも優れているとは言い切れません。あくまでもデザイン面の希望を満たすために、プラスアルファの費用を負担する商品です。

デザイン

フルオーダーのメリット

靴のフォルム・材質・色など、店側が対応可能な範囲で、自由に希望を伝えることができます。世界に一足だけの、他の商品とは被らないオリジナルシューズが手に入ります・

セミオーダーのメリット

既製品では満足できない、他人と同じ靴はイヤ、洋服や他のグッズとのコーディネートにこだわりたい方にとって、追加の費用負担を抑えて希望を叶えられるシステムです。

フルオーダーのデメリット

実際の出来栄えは完成品を目にしてみなければわかりません。デザインや色合いが、打ち合わせ段階で思い描いていたものと異なるリスクがゼロとは言えません。職人と直接コミュニケーションを取ることができず、間に店のスタッフを介しての意思疎通の場合、希望がキチンと伝わらない可能性が懸念されます。

セミオーダーのデメリット

店ごとに異なる、限られた見本の中から色合いやデザインをパーツとして選択して組み合わせるため、完成品がイメージと異なってしまう可能性が否定できません。自己流のデザインを押し通したために、既製品と比較して見栄えが悪い、アンバランスなデザインとなってしまった事例も見られています。

履き心地

フルオーダーのメリット

靴型を作成するところからスタートするため、左右が微妙に異なる自分の足にジャストフィットの、一生モノの靴を作ることができます。「オシャレは足元から」と言われる通り、特別な靴の履き心地の良さを通じ、特別な高揚感を満喫できます。

セミオーダーのメリット

自身の希望がデザインに反映された、既製品とは違う特別な靴を履いている満足感を確かめることができます。

フルオーダーのデメリット

足型から作成したにも関わらず、いざ完成してみるとキツかった、靴擦れをおこしてしまったなどの事例が伝えられています。こうしたリスクを回避すべく、製作途中で店に足を運び、微調整を行ってもらう、時間と手間暇が求められます。

セミオーダーのデメリット

店側が保有する既存の足型を用い、そこからのカスタマイズとなるため、採寸の精度はフルオーダーには及びません。既製品のように試し履きができないため、完成品をいざ履いてみた段階で、違和感を覚えるリスクが想定されます。

価格の妥当性は?

たとえば靴を「屋外を歩く際に履かなければならない消耗品」と割り切って捉える価値観であれば、裸足で歩いて人から笑われることなく、足を怪我しなければ、道具としての役割を十分果たしていることになります。市場には一足数千円から数百円の新品の靴が流通している今日、それらで十分との意見も見られます。

対してオーダー・セミオーダーの靴には、発注した人だけが実感できる、さまざまな満足感が見過ごせません。たとえば相応の金額を支払うことができる、自分自身の経済力に対する満足感も、間接的なメリットと言えるでしょう。さらには世界に一つだけの自分だけの靴を所有できる、既製品とは格段に違う履き心地の良さ、第三者の目を惹きつける洗練されたデザインなど、その魅力は語り尽くせません。

こうしたスペシャルなアイテムだからこそ、価格面も相応だからこそ、その価値が周知され、特別な製品として認識されると考えられます。今日の相場は、十分妥当であると言えるでしょう。

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